肩こり

背骨の歪みからくる肩こり

背骨の歪みからくる肩こり

当院の投稿をご覧頂きありがとうございます。
今回は前回書きました、当院の肩こりの原因ベスト3」の2つ目です。「背骨の歪みからくる肩こり」についてお話したいと思います。

背骨の歪みからくる肩こりの原因としてあげられるのが「頸椎・胸椎」です。頸椎、胸椎とは簡単に言うと、「首の骨」と「胸の骨」のことをいいます。頸椎は7コの骨、胸椎は12コの骨からなります。これらの骨がカーブを描くように並んでいます。

ではどうやって頸椎・胸椎の肩こりが起きるかというと、それは骨の「歪み」からおきます。
サブラクセイション退化

上記の写真の様に、頸椎・胸椎が歪むことで、首・肩のこりを感じます。頸椎・胸椎の歪みから起きる肩こりの代表例は、頸椎ヘルニアです。頸椎ヘルニアは首・肩の痛み、こりや手の痺れなどを感じます。

頸椎・胸椎からくる肩こりはどこに歪みが起きるのかで、起きる症状が変わってきます。
頸椎の悪い箇所によって症状が変わります

頸椎は7コの骨があると伝えしました。何番目の頸椎が悪いかによって、写真の様に症状が変わります。
例えば、
1番目の頸椎……頭痛、高血圧、不眠、めまい
6番目の頸椎……上腕の痛み、扁桃炎、百日咳
などの症状がおきます。

大きく分けると、1~4番目は顔や頭、5~7番目は上肢の筋肉や声帯・甲状腺などの内臓器系といった症状の分け方ができます。

さらに頸椎は自立神経との関わりがあります。特に副交感神経の働きと関わりがあるので、頸椎が悪くなると体がリラックスしにくくなります。

胸椎も頸椎と同じ様に、何番目の胸椎が悪いかによって症状が変わります。

胸椎は12コの骨があるとお伝えしました。胸椎も頸椎と同じ様に、何番目の胸椎が悪いかによって、症状が変わります。
例えば、
1番目の胸椎……咳 呼吸困難 前腕と手の痛み
2番目の胸椎……心臓の機能状態 胸の調子
などの症状がおきます。

肩こりに直接的に関わる胸椎は1~7番目ぐらいまでです(当院の患者様の傾向)。さらに胸椎は自立神経との関わりがあります。特に交感神経の働きと関わりがあるので、胸椎が悪くなると、緊張状態が続きイライラしやすくなったりします。冬時期には交感神経が高まりやすいため、胸椎の状態が悪くなることが多いです。

以上が背骨の歪みからくる肩こりです。あなた自身の症状がどれにあてはまるか分かると、早期改善に近づきます。写真を見てご自身の症状と照らし合わせてみてください。

次回の投稿は、「背骨の歪みからくる肩こりの簡単改善方法」です。

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